健康志向の高まりとともに、牛乳に代わる植物性ミルクが注目を集めています。特に豆乳とアーモンドミルクは、スーパーやカフェでもよく見かける存在になりました。しかし、どちらを選ぶべきか迷う人も多いのでは?この記事では、ELLE Japanに掲載された翻訳記事を参考にしつつ、私自身の体験も交えて、目的別に「どちらがより適しているのか」を分かりやすく解説します。
植物性ミルクを選ぶ理由とは?
乳製品を控えたい人にとって、植物性ミルクは理想的な選択肢。豆乳やアーモンドミルクのほか、オーツミルクやココナッツミルクなどもありますが、今回は特に人気のある2つを比較します。
UCLAの栄養士ダナ・ハンネス博士によれば、豆乳とアーモンドミルクはどちらも心臓にやさしい脂肪(不飽和脂肪酸)を含んでおり、牛乳よりも健康的とされています。
栄養比較:豆乳 vs アーモンドミルク
項目 | 豆乳(無糖) | アーモンドミルク(無糖) |
---|---|---|
カロリー | 約91kcal | 約46kcal |
タンパク質 | 6~8g | 1~4g |
糖質 | 約1g | 約0.1g |
脂質 | 約5g | 約2.5g |
カルシウム | 約242mg | 約379mg |
※ブランドによって差があります。
豆乳はタンパク質が豊富で、アーモンドミルクは低カロリーでカルシウム強化されているものが多いです。どちらも無糖タイプを選ぶことで、健康的な選択になります。
美容と健康、どちらに向いてる?

- ダイエット中の方:低カロリーでビタミンEを含むアーモンドミルクがおすすめ。
- 筋肉をつけたい人、たんぱく質重視の人:豆乳が圧倒的に有利。
- 骨の健康を意識したい方:どちらもカルシウム強化タイプを選べば◎。
- ホルモンバランスや女性の健康:豆乳に含まれるイソフラボンがサポートに。
私の体験談:アーモンドミルクから豆乳に変えてみた
以前は甘さ控えめで飲みやすいアーモンドミルクを愛用していましたが、冬の乾燥時期に肌荒れが気になって、たんぱく質の多い豆乳に切り替えました。すると、肌の調子が明らかに改善し、満腹感もアップ。コーヒーに入れても違和感なく、今では朝の定番です。
ただ、アーモンドミルクはスムージーやお菓子作りには便利で、味もマイルド。今は使い分けています。
アレルギー・注意点もチェック!

- アーモンドミルク:ナッツアレルギーの方は注意。
- 豆乳:大豆アレルギーの方は避けましょう。
- 一部製品には添加物(カラギーナン等)が含まれている場合があるため、成分表示は要チェックです。
よくある質問(Q&A)
Q. ダイエット中でも毎日飲んで大丈夫?
→ 無糖タイプなら1日1〜2杯は問題ありません。アーモンドミルクはカロリーが低く、甘い間食を減らす代替にも◎。
Q. 妊娠中や子どもにも飲ませてOK?
→ 基本的にOKですが、成長期の子どもにはタンパク質量が少ないアーモンドミルクだけに頼らず、バランスの良い栄養を。豆乳は植物性エストロゲンを含むため、妊娠中は医師と相談を。
Q. どちらがコーヒーに合う?
→ 豆乳はややクセがありますが、無調整タイプより調整豆乳やバリスタ用がおすすめ。アーモンドミルクはクセが少なく、カフェラテ風にも合います。
Q. 保存期間は?
→ 開封後は冷蔵庫で保管し、5〜7日以内に飲み切るのが理想。無添加タイプは特に早めに消費しましょう。
おすすめ商品ピックアップ
✓ 無調整豆乳(マルサン 国産・無添加タイプ)
滋賀県の自社工場で丁寧につくられた無調整豆乳。大豆の自然な甘みが感じられ、料理やドリンクにもぴったり。たんぱく質が豊富で健康志向の方に人気です。
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✓ 無添加アーモンドミルク(砂糖不使用・カルシウム強化・紙パック)
食品添加物・砂糖不使用のやさしい植物性ミルク。125mlサイズで持ち運びやすく、毎日の健康習慣にもぴったり。ヘルシー志向に人気。紙パックでストックにも◎。
✓ バリスタ向けアーモンドミルク(泡立ちやすい1L紙パック)
ラテやカフェ風ドリンクに最適。バリスタ仕様で泡立ちがよく、コク深くて美味しいと評判。
まとめ:どちらを選ぶべき?

「絶対にこっちが正解!」というものではありません。目的や体質に合わせて選ぶことが大切です。たんぱく質が欲しいなら豆乳、カロリーを抑えたいならアーモンドミルク。どちらも無糖タイプを選ぶのが基本です。
私は現在、運動後は豆乳、普段の料理にはアーモンドミルクと、場面に応じて使い分けています。
参考文献:
ELLE Japan翻訳記事(2025年6月6日公開)
出典元:https://www.prevention.com/food-nutrition/a64211760/soy-milk-vs-almond-milk/