こんにちは。ABLOOM HUBの森山です。
ふと鏡を見たときに感じる、「なんとなく顔色がくすんで見える」「目の下のクマが濃くなってきた」——そんな経験はありませんか? 30代後半からの私にとって、これらの変化は加齢というよりも、生活の積み重ねやストレスのサインでした。 美白化粧品に頼るだけでは限界があると感じ、中医学の“養生”という考え方に出会ってから、私は肌と心の整え方を見つけました。
シミ・くすみ・クマの原因と中医養生の基本
養生で透明肌へ——内側から整える美白法
中医学では「未病先防(病気になる前に防ぐ)」が基本の考え方。 肌に現れるシミ・くすみ・クマは、体内の巡りの乱れや内臓の不調を表すサインです。
- シミ:肝臓の解毒機能が低下し、メラニンの蓄積が進行。
- くすみ:糖化や腸内環境の悪化で透明感が失われる。
- クマ:腎や脾の機能が低下し、血行不良やむくみの原因に。
また、ストレスやホルモンバランスの乱れ(月経前や妊娠中など)は、肌色にも大きく影響します。UVケアだけでなく、心と体のバランスを整えることが、美白への近道なのです。
私の習慣——漢方茶と養生でシミ・くすみ・クマを整える
【シミ対策】肝機能を整え、メラニンを抑制する食事と漢方茶
赤ピーマン、キウイ、イチゴ(ビタミンC)
トマト、マンゴー(リコピン)
鮭の皮(アスタキサンチン)
・シミ対策の養生茶:
美白ハトムギ茶:ハトムギ50g+生姜10g+ナツメ5粒
→ 朝一番の白湯代わりに飲むのが私の日課です。生姜の温かさで巡りが良くなり、肌のトーンがやわらかく整ってきました。

【くすみ対策】脾を強化して肌の糖化を防ぐ食材と漢方茶
アボカド、アーモンド(ビタミンE)
豆腐、納豆(イソフラボン)
味噌、ヨーグルト(発酵食品)
・くすみ対策の養生茶:
黒豆シナモン茶:黒豆20g+シナモンスティック1本
→ 夜のティータイムに飲んでいます。香りに癒され、むくみも和らぎます。

【目の下のクマ対策】腎を潤し血行促進する食事と漢方茶
青クマ:ナッツ類(ビタミンE)+豚ヒレ肉(ビタミンB群)
茶クマ:パプリカ(ビタミンC)+鶏肉(ナイアシンアミド)
黒クマ:レバー(ビタミンA)+アボカド(カリウム)
・クマ対策の養生茶:
クコの実と菊茶:クコの実10g+菊花5g
→ 夜のスキンケア後に一杯。目元の疲れがやわらぎ、翌朝が変わります。

スキンケアと美顔マッサージで血行を整える美白習慣
肌に触れることは、心に触れること。私は毎晩、目元からフェイスラインにかけて、呼吸を整えながら美顔マッサージを行っています。血流が整い、肌のトーンも自然に明るくなります。
【明日の目元が変わる】
目の下のクマ解消マッサージ(各10〜20回)
1. まぶたまわりの巡りを整える
右手の人差し指・中指・薬指で右側のこめかみを軽く引き上げながら、左手の三本の指で以下の順にやさしくマッサージします:
上まぶたの内側から外側へ
下まぶたの外側から内側へ
鼻の脇を上から下へなで下ろすように
※左側も同じように行いましょう。
2. 頬をリフトアップするマッサージ
そのままの手の流れで、左手の三本の指を使って耳前のラインを上から下へやさしくマッサージします。右側も同様に行います。
3. 首の後ろから鎖骨へリンパ流し
両手の三本の指で、首の後ろ(髪の生え際)から鎖骨に向かってなで下ろすようにマッサージ。滞った巡りをやさしく整えます。
美白体質をつくる毎日の生活習慣5つ
私が実践している生活の整え方:
和食中心の「一汁三菜」
緑茶とベリー類で抗酸化ケア
朝ヨガで巡りを促す
22時までの入眠
ストレスはハーブティーでリセット
養生茶で美肌と心を整える中医の知恵
中医学には「薬食同源」という考え方があります。私にとって、養生茶は体だけでなく、心も整えてくれるパートナーです。
生姜紅棗茶:冷え性や疲労時に
緑茶+レモン:紫外線を浴びた日のリセットに
※体質によって合わない場合もあるので、まずは少量から試してみてください。
整えるひとこと
美白は戦うものではなく、整えるもの。肌に現れる“くすみ”や“クマ”は、内側からのSOSかもしれません。
明日をもっと晴れやかに迎えるために、今日から始める「やさしい整え方」、はじめてみませんか?
内側からのケアに、もうひとつのご褒美を。
肌と心をふんわり包む「バラ茶」で、日々に香りの彩りを添えてみませんか?